公益社団法人 日本看護科学学会 JANS
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理事長yの挨拶
 

蝋梅の花が咲き始め、寒さのなかにも春の気配を感じるようになりました。会員の皆様におかれましては、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。

2018年は18歳人口の減少を反映して、大学進学者数が減少し始める年と言われています。この少子化と共に、日本では超高齢社会がさらに進行し、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を迎えるに当たり、在宅医療における看護師の役割が求められています。

昨年、本学会(JANS)名誉会員の日野原重明先生と飯田澄美子先生がご逝去なさいました。日野原先生は本学会設立にあたり、看護師自身が中心となって学会を運営する時期がきたと、背中を押して下さり、温かくご支援を下さいました。飯田先生は理事として初代の和文誌編集委員会委員長、第11回日本看護科学学会学術集会長を務められ、JANSの発展に貢献なさってこられました。日野原先生、飯田先生のご冥福をお祈り申し上げます。

偉大な先人のJANSへのご貢献の歴史の線上に、現在のJANSがあります。JANSは9,142名の会員を擁する国内最大の看護学会に成長いたしました。私たちは、歴史を受け継ぎ、将来の方向性を判断し発展させていく役割があります。日本看護科学学会の初心に戻ると、この名称が示すとおり、公益社団法人として”Nursing Science”の構築と発展を基盤として、国内への社会貢献を行い、さらに国際貢献を行うことが目的であると思います。

本学会の主たる事業は、学術集会の開催、和文誌の発行、英文誌の発行であり、これらを支える活動の柱に、看護学術用語の標準化、若手研究者育成、研究活動推進、国際活動推進があります。これらの基盤となる機能は、会員管理、研究倫理の啓発、利益相反管理、関連学術団体との連携であり、基地としての事務所機能です。平成29年度から「看護ケア開発・標準化」を活動の柱に加え、これらをJANSの目的と機能として示しました。

Nursing Scienceを確立するためには、診断学に対応するエビデンスに基づいた方法論(看護技術/看護ケア)を標準化する必要があります。看護学はこの50年に大きな発展を遂げてきました。これからの50年は看護方法論の確立に向かうことが必要であり、看護ケアの体系化に向けてガイドラインを、まずはモデルとして開発したいと考えます。

昨年12月に仙台で吉沢豊予子学術集会会長による第37回日本看護科学学会学術集会(JANS37)が「看護におけるダイバーシティデザイン-社会が求めるケアイノベーションをめざして-」をテーマに、総数3,839名の参加者を得て、盛会裏に開催されました。ダイバーシティ(多様性)とケアイノベーションを軸に、多様な切り口のテーマを設定したプログラムが準備され、学問の融合も視野に入れた企画は、JANSとして看護の未来へ向けてのメッセージが発信された感があります。N-AGORA、デジタルポスターの起用など新しい試みも、東北の底力を感じました。吉沢学術集会会長を始め東北大学の皆様、学術集会企画委員、実行委員の皆様に、心より感謝申し上げます。

学術集会前日の12月15日には社員総会、16日には学会総会が開催されました。社員総会では、従来通り平成29年度事業計画の変更案・補正予算案、平成30年度事業計画案・予算案を中心に審議いたしました。一方、学会総会は理事会への意見具申を審議することが規定されていますので、「理事長のビジョンと運営方針」、「委員会のミッションと展開について」を審議事項といたしました。そして、新たに名誉会員として川村佐和子先生、小島操子先生をお迎えしたことをご紹介させていただきました。社員総会、学会総会に名誉会員のご参加を賜り、私共にとって励みになりました。今年の学術論文優秀賞・奨励賞は、両者とも英語論文の受賞でした。受賞者と喜びを共有すると共に、若い研究者の活躍による研究の発展を実感いたしました。

また、2020年の第40回日本看護科学学会学術集会(JANS40)は、聖路加国際大学教授、萱間真美先生に学術集会会長をお願いすることとなりました。東京オリンピックの年であり、JANSも40回という節目の年に開催される学術集会となります。

今年の第38回日本看護科学学会学術集会(JANS38)は、愛媛大学大学院医学系研究科教授の佐伯由香先生を学術集会会長として「不確かな時代に今問われる、確かな看護とは」をテーマに、12月15日・16日に開催されます。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

最後になりましたが、今期(平成29 - 31年)理事会は2年目を迎えます。引き続き、会員の皆様のご意見を運営に反映していきたいと存じます。身近な代議員、理事、監事、事務所等を通じて、忌憚のないご意見を下さいますようお願い申し上げます。

なお、平成29年12月社員総会および第37回学会総会の議決は下記のとおりです。議事録および総会資料が本会ホームページに掲載されますので、どうぞお目通しください。

 

2018年3月
理事長 鎌倉 やよい

平成29年12月社員総会における報告・審議事(平成29年12月15日開催)

I.

開会

II.

理事長挨拶

III.

第37回日本看護科学学会学術集会会長の挨拶

IV.

議長指名および議事録署名人の承認

V.

総務報告・理事会報告・委員会活動報告

VI.

審議事項
第1号議案 平成29年事業計画変更案の承認
第2号議案 平成29年度補正予算案の承認
第3号議案 平成30年度事業計画案の承認
第4号議案 平成30年度予算案の承認
第5号議案 第40回日本看護科学学会 / 学術集会会長の承認 萱間真美氏(聖路加国際大学)

VII.

閉会

第37回学会総会における報告(平成29年12月16日開催)

I.

開会

II.

理事長挨拶

III.

議長指名および議事録署名人の承認

IV.

審議事項
1. 理事長のビジョンと運営方針
2. 委員会のミッションと展開について
3. 平成30年度事業計画の報告
4. 平成30年度予算の報告
5. 名誉会員の紹介 / 川村佐和子氏、小島操子氏
6. 第40回日本看護科学学会学術集会会長の選任報告 / 萱間真美氏(聖路加国際大学)
7. その他

V.

表彰
学術論文優秀賞:横田慎一郎氏
学術論文奨励賞:吉良いずみ氏

VI.

第38 回日本看護科学学会学術集会会長 挨拶
会長:佐伯由香氏(愛媛大学)
会期:平成30年12月15日(土)、16日(日)
会場:ひめぎんホール

 

閉会