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トップページ > 委員会活動 >異文化看護データベース > 国別詳細

異文化看護データベース

エジプト / Arab Republic of Egypt

言語

アラビア語 (外務省HPエジプト

民族

主にアラブ人(その他、少数のヌビア人、アルメニア人、ギリシャ人等)
(外務省HPエジプト

宗教

イスラム教90%(ほとんどがスンナ派)、その他の宗派では、エジプト土着のキリスト教会であるコプト教会の信徒が9%、その他のキリスト教徒が1%。
(Wikipedia エジプト)

食文化のタブーなど

イスラム教の国・エジプトでは豚肉はご法度である。羊、牛、鶏、鳩などの肉が料理されて食べられて いる。
(エジプト大使館観光局

その他の風習・文化

座ったときに足を組むと、相手に敵意があると受けとられる。
(Wikipedia エジプト)

風俗、習慣、健康等

1.エジプトの宗教的・社会的慣習を尊重し、過度に肌を露出した服装での外出やレストラン等以外での人目に触れる屋外においての飲酒は避ける必要がある。

2.「バクシーシ(富める者が貧しい者に施しを与えるという意味)」という習慣がある。観光客の訪れるところにはバクシーシを要求するエジプト人がいるが、チップとして渡すときは別として、与える意思がないときは「ラー(NOの意味)」と言って態度をはっきり表すことが大切。

3.衛生に関して、生水は避け、煮沸するか、ミネラル・ウォーターを飲用する必要がある。また、生野菜や生魚を避けるなどの注意も必要。

4. A型肝炎の流行地なので、ワクチンの接種が必要。

5.ナイル川やその支流には住血吸虫がいるので、河川で泳がない、裸足で川に入らない等の注意が必要。

6.盛夏時には屋外気温が40度以上になるので、過度な日焼けを避ける、十分な水分の補給を心掛けること等が大切。

7.エジプトでは鳥インフルエンザ(H5N1)の発生がみられ、ヒトへの感染事例も散見されている。家禽類との接触がなければ感染する可能性は極めて低いと考えられているが、十分なインフルエンザ対策は必要。

(外務省 海外安全ホームページ)

妊娠・出産に
関する風習

入院はたいてい1泊くらいで、帝王切開でも2泊、産後は40日間が回復期間である。産後の儀式としてスブーという生後7日目に赤ちゃんの誕生を祝う儀式がある。バスケットに入れられた赤ちゃんの周りで金の音を立てながら、親のいうことをよく効く子になるように祈る。塩をまいて、一生分の厄を払う。また赤ちゃんの名前と生年月日を書いた紙とトラジェというお菓子を配り、ちょっとしたおみやげも訪問者に渡す。
(Care The World 海外出産・子育て情報ネット 世界のお産)

育児に関する風習

  • 国の補助が出ているため、子どもに使う薬が安い値段で購入できる。
  • 階級層が高いほど、子どもの教育に熱心で、幼稚園では掛け算、割り算を教えている。

(Care The World 海外出産・子育て情報ネット 世界の子育て)

終末期・葬式に
関する風習

イスラムの教えでは、葬儀や墓は質素でなければならない。実際、多くのイスラム教徒は、教えに従い、遺体を布でくるみ、棺に納め、簡素な墓に埋葬するだけである。
(葬祭研究所 世界のお葬式 )

  • 現地のイスラム教徒が死亡すると、遺体は喪家で湯灌した後に香油をふりかけ、綿の布に包む。
  • 葬儀には泣き女も加わってモスクでの葬儀を終え、続いて共同墓地に行って男女別に埋葬する。

(世界の葬式 松濤弘道 新潮選書 1991)

医療に関するタブーなど

妊娠発覚後の結婚はエジプトでタブー視されている。
(世界の医療団)

教育

  • 義務教育は初等教育(5年)、中等教育(3年)の8年間。公立は無料。
  • 小学校就学率は89%(1995)。上エジプトの女子就学率は65%(1987)。
  • 中学就学率65%(1995)。高等教育就学率19%(1992)。
  • 教材・教員不足で2部・3部制をとる学校もある。

( 「世界の公衆衛生体系」1999年 財団法人日本公衆衛生協会)

国家保健・医療

  • 政府公的機関の医療施設は全医療施設の2/3を占める。
  • 医療施設の60%は各県の保健省が管轄するヘルスユニット、ヘルスセンターでサービスを行う。ヘルスユニットは簡単な外傷の治療、風邪、避妊薬の投与などで、これ以上の患者はヘルスセンターに送られる。
  • 健康保険組織があり、公共職員を対象に医療保険を行う。

( 「世界の公衆衛生体系」1999年 財団法人日本公衆衛生協会)

死因

  • 1970-90年に消化器系死亡が著減、総死亡の3分の1から、5%まで低下。
  • 呼吸器疾患は19%から13%でやや減少、循環器疾患は4倍近く増加し、その他及び死因不明が25%。
  • 大学でも病理解剖をほとんど行わず、成人を含む死因統計はあまり確実性がない。

「世界の公衆衛生体系」1999年 財団法人日本公衆衛生協会

出産について

  • 妊産婦死亡170(出生10万対、90-96年)
  • 施設分娩27%(1992)
  • 死産率11.9(1980-85)
  • 妊娠特に3rd trimesterで低体重の場合子どもも低体重が多い。
  • 低収入の母体の70%が出産直後から軽度の低栄養で15%が中等土低栄養。

「世界の公衆衛生体系」1999年 財団法人日本公衆衛生協会

予防接種

BCG:98
DTP1:97
DTP3:96
B型肝炎:96

麻疹:96
破傷風:86
ポリオ:96

(2011)(WHO)

医療施設

1997年

病院(24871)
公立病院(13785)
民間病院(14545)

保健事務所(354)
農村保健ユニット(2209)
都市保健ユニット(167

「世界の公衆衛生体系」1999年 財団法人日本公衆衛生協会

医療職種

  • 医師 2.4(対1000)
  • 看護師助産師 3.4(同)
    (世界保健統計2010
  • 薬剤師0.06(同)
    「世界の公衆衛生体系」1999年 財団法人日本公衆衛生協会

合計特殊出生率

2.7 (2010)(WHO)

乳児死亡率
(出生千対)

19 (2010)(WHO)

平均寿命

男:69 (2009)(WHO)
女:73 (2009)(WHO)