有限責任中間法人 日本看護科学学会 JANS
リンク サイトマップ お問い合わせ ENGLISH
トップページ
学会の概要
委員会活動
会員登録情報の変更等
日本看護科学会誌
Japan Journal of Nursing Science
学術論文賞
学術集会
社会貢献活動
JANSセミナー
研究活動に関する見解
転載許可について

トップページ > 委員会活動 > 異文化看護データベース >宗教別詳細

異文化看護データベース

イスラム教

食文化のタブーなど

  • 豚肉は食べない。ラードを使った料理も食べない。中国のイスラム教徒は豚肉を羊肉と呼んで食している。
  • 同じ宗教信者の殺した動物以外の肉は食べない。牛肉や羊肉の場合でも、ハラール(イスラム方式の特別な肉)しか食べない人もいる。
  • 肉食動物、家畜のロバ肉、爪で餌を捕らえる鳥類は食べない。
  • 基本的にアルコールは口にしない。
  • 左手は不浄であり、食事は右手でする。(ナイフ・フォークは良いとされている)
  • 宴会などの主催者が、大切な友に羊の目玉を食べさせるしきたりがある。これを拒むと友情を拒否したとされ、大変失礼になる。
  • ラマダンの月(9月頃の一ヶ月)は断食する。また、その時は夜明けから日没まで飲み水の制限も行われているところもある。しかし、日没後に食事をする。

外国人(観光)客おもてなし満足度UP

その他の風習・文化

  • イスラム教ではムハンマドがメッカを脱出した金曜日を安息日としている。厳密には安息日とはユダヤ教のものであり、この場合の安息日とは、休日という意味である。イスラム教は、毎日が礼拝であり、特に金曜日には合同礼拝(集団礼拝、金曜礼拝)が行われる。
    (Wikipedia:安息日)

妊娠・出産に
関する風習

規律が厳しい国ではドクターが男性だと、女性は検診のときはもちろん、出産のときですら顔は隠したまま行う。
care the world

育児に関する風習

  • 女性は髪の毛を見せたり、腕や足を見せてはいけないことになっているため(特にからだの線は隠さなくてはいけない)、女の子でも学校へ行くときなどはスカーフ(ルサリ)をし、足首近くまであるロングコートの着用が義務付けられている国もある。
    care the world
  • 男子は割礼を受ける。イスラムの正式な一員になったことを示す通過儀礼でもある。行う年齢はまちまちで、1歳半〜12歳の間に行われる。通常は7歳前後。(割礼とは陰茎包皮を環状に切り取る風習 広辞苑より)
    (もっとよくわかる世界の三大宗教 歴史の謎を探る会著 河出書房新社 2006年)

終末期・葬式・
埋葬に関する風習

  • 火葬禁。来世の復活をかたく信じているので、死はこの世の生涯の最終点ではなく、愛する者との一時的な距離であり、神アラーの審判の日に死者は再び蘇って再会できる。そこで死亡が確認されると「まことに私たちはアラーのもの、かれに私たちは帰るのだ」と唱える。別離の悲しみは強烈であるが、死後はあきらめが早い。霊を神に召されてしまった遺体は単なる死骸と考えられる。墓も質素なものが多い。(世界の葬式 松 弘道 新潮選書 1991年)
  • 葬礼は、遺体を土葬にしなくてはならないので急いで執り行われる。遺体は同性の親族または遺体を処理専門の人が洗い、腐敗防止の薬液をかけ、白い布に包んでモスクに運ばれる。遺体を説教壇(ミンバル)と礼拝の導師(イマーム)の間に安置して、礼拝が執り行われる。この際通常とは異なり立ったままで礼拝が行われる。礼拝終了後、遺体を棺架に載せ葬列をなして墓場へ運ぶ。遺体はお棺に入れるにせよ入れないにせよ右脇腹を下にし、顔をメッカの方向に向けて寝かせて埋める。墓石は最も簡素な場合煉瓦ひとつ。(イスラーム世界がよく分かるQ & A100 板垣雄三監修、山岸智子・飯塚正人編 亜紀書房 1998年)(http://www.hakaishi.jp/ofuneral/islam011.html

その他:病気の原因に関する考え方・対処法など

人が危篤状態になるとイマーム(導師)を招いて、コーランを唱え、メッカなどの聖地から取り寄せた聖水を口に含ませるのが理想とされる。近親者は悲しみのあまり頭をかきむしり、大声で泣き叫んだり、身につけた衣類を引きちぎることもある。(世界の葬式 松 弘道 新潮選書 1991年)

服装

保守的イスラームでは女性は家庭の外では夫以外の男性の視線から自身を守るために女性的な部分を包み隠すべきであるとされている。女性は外出時には体全身を覆う外出用の衣装を身に付けることがイスラーム的に好ましいと多くの社会では考えられており、サウジアラビアやターリバーン時代のアフガニスタンのように、政府による女性の外出時の服装制限が行われた地域も存在する。また、服装は自由化が進んだ地域でも、イスラーム的な女性の外出時の習慣としてスカーフを着用し、髪を隠すムスリムの女性は少なくない。しかし、エジプトやトルコなどでは、学生など特に若い層を中心に、日常生活のほとんどをジーンズやミニスカートなど軽装で過ごす女性が多い地域も増えてきている。

(wikipedia イスラム教、イスラームと女性、イスラム圏の女性の服装)